昨日、Hさんが珍しく取引先の人を連れて来た。
この人、2ヶ月間お酒を辞めてたらしい。なんかしらんけど。
でね、久しぶりに飲んでテンション高いんだろうけど、12時過ぎて他のお客さんが帰ってしまって、店の片付けも終了、私達もおかまいなしに、まかないを食べてる時間だっていうのに、おかわりの請求。
まったく空気が読めてません。残念。
やっと、「計算して」でお会計を持っていくと、
「おー、こんなに客単価のいい客はこの店にはいないだろー!」て自画自賛。
あのね?あなた何時間おるの?6時間だよ?
さも、いいお客だろうと胸を張っておられるけれども、最低の客単価ですよ。
料理のオーダーは最初の刺身盛と鶏皮ポン酢だけ。
ここで同じように滞在時間の長さでは定評のあるI野氏と比べてみる。
基本的な違いは「人を不快にさせてるか、そうでないか」の差だと思う。まっぽし、これにつきる。
I野氏は長いけど、うちのお客さん達のムードメーカー的存在。
実際、話しててもおもろいし。
あとは、ちゃんと食べて、店として評価されてるか。
I野さんは、自分で食べたいものは食べるし、何食べたらいいかわからんときは聞いてくる。食べ方もきれい。
マシンガントークしながらも、会話途切れることなくバクバク食べる様は一見の価値あり。ありゃ、熟年の技ですな。
ツマミがなくなって手持ち無沙汰なI野さん用にピーナツだって特別に用意してたりすんだかんね。
Hさんは、とにかく食べない。
鶏皮かトマト、コロッケ。
まず、この3つ以外のものを口にしたところを見たことがないね。
しかも、皿が空になったのも見たことがない。食い散らかし。
あと、お通しに手をつけたところも見たことがない。
あげくに、「ごはん(お腹にたまるもの)は、家でしか食べない」旨のことを平気で言う。
それ、イコールうちの店をまるきり信用してないってことだよ。
じゃあ、何しに来てんだ、と。
そんで、飲める雰囲気じゃない忙しいときに、スタッフ全員に「飲め、飲め」言う。
その辺も、まるきり空気読めてない感じ。
たぶん、みんなにお酒を振舞う客がいい客だと思ってんだろね。
そんなんじゃないのにね。
二人とも同じくらいの金額を毎回払って帰るんだけど、同じでも印象はダイブ違う。
「金なんて誰からもらっても一緒じゃん」そんな悪魔に魂を売ったような考えが浮かんでしまったら商売なんてやってられません。(たまに浮かぶけど)
常連ぶったって、人間性疑われたらそれ以上通じるところはないし。
さりげない気遣い、身のこなしができるのが大人というものでは?
こんだけ、グチグチ言いながら、なんのストレスも感じずに接客できるようになった私もようやく大人になれました。
それって、世ズレた証拠か。笑
